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幼児の腕の痛み(肘内障)
育児中の親御様は経験したことがある方もおられると思います。
まだ幼い子供を抱っこしようとした時、つないだ手を引っ張りすぎて突然子供が泣き出す。
また、就寝中の子供が寝がえりをして泣きだして起きるなど。だいたい2歳児前後に多く見られます。
まだはっきりと会話が出来ない年齢なので、子供は泣きながら「痛い」としか訴えないから 親は気が動転してしまいます。
「どこが痛い?」と聞くと、肘、肩、手首を指さします。
症状としては、痛みを訴える側の腕は動かそうとしません。
大好きなおもちゃや おやつを渡しても痛い手を伸ばそうとはしません。あわてて病院へ駆け込んで処置してもらう。
よくあるのが、お休みの日に家族で買い物に行き 手を引っ張って子供が泣き出すし 休日当番のクリニックを探したことないですか?
このような症状は肘内障と言い、成長がまだ幼い2~4歳児に多く見られる肘の脱臼の症状だと思われます。
年に2回、休日当番のお手伝いに行きますが、肘内障で駆け込む方をよく目にします。
休日当番で駆け込むと、他の患者さんが多くて2~3時間ぐらい待たされる。
しかたないですね、クリニックは来た人順で診察待ちをするところが多いですから。
しかし、泣く子供を長時間我慢させるのもかわいそうです。
そんなときは、慌てず休日に開院している接骨院を探すことをお薦めします。
まずは、電話で問い合わせて確認してみてください。
だいたいは、症状を聞いて触診したら肘内障の判別は出来ますから 整復は難しくはありません。
家族での楽しい休日、水を差すトラブルは このブログを思い出して早く問題解決してください。