‘肘痛’ カテゴリーページ
肘痛(テニス肘・野球肘)
そもそも、「テニス肘」とは?
いわゆるテニス肘は、正式な名前を「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」といいます。漢字からもわかるとおり、「上腕(腕のうち、肘より上の部分)」の「骨」の「外側」に炎症がおこっている状態を指します。もっと細かくいうと、痛んでいるのは、短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん:上腕の骨と指の骨とをつないでいる筋肉)が上腕の骨とつながっている部分(起始部:きしぶ)です。
手のひらを下に向けると痛みます
テニス肘にかかると、肘の外側が痛むようになります。特に、手のひらを下に向けて動かそうとすると、痛みが強くあらわれる傾向があります。そのため、ものをつかんで持ち上げる、ぞうきんを絞るといった動作が難しくなります。また、痛みは手を使っているときにあらわれ、何もしていないときには痛みのない場合が多いといわれています。
手首の使いすぎと加齢がポイント
テニス肘にかかる原因や、かかる仕組みについて、はっきりとはわかっていません。「手首の使いすぎ」と「加齢」が関係していると考えられています。
手首の負担が肘に溜まっています
テニス「肘」なのに、どうして、「手首」の使いすぎが問題になるのかと不思議に思われるかもしれません。しかし、腕の骨や筋肉は、指から、手首、前腕(ぜんわん:腕のうち、肘の手前までの部分)肘、上腕、肩と、すべて一つにつながっています。そのため、手首の使いすぎが肘に影響を及ぼすこともあるのです。特に、手首を甲側へ反らす動きは肘への負担が大きいと考えられています。手首を使った直後は問題なくても、気づかないうちに溜まっていった負担が、突然、もしくは、少しずつ肘の痛みとなってあらわれてくるのです。
加齢もきっかけの一つです
また、加齢もテニス肘にかかるきっかけの一つと考えられています。一般的に、人間の体の筋肉は、年齢を重ねるにつれて、柔軟さが失われ、硬くなっていきます。腕の筋肉も例外ではありません。筋肉が硬くなると、柔らかいときと比べて、同じ負担がかかっても、痛みなどがおこりやすくなります。手首を使う頻度や、強さは変わっていないのに、年齢が高くなるほど、テニス肘にかかりやすくなるのはそのためです。
一般的に病院やネットで調べると上記の内容を言われます。
はたして本当にそうなのか?肘に対しての治療だけでいいのか?
先日、当院に来院した患者さんの症例をご紹介します。
患者さんは60歳女性。パートで配送の仕事をしているとのことです。
半年前から肘に痛みが出てきたらしいです。荷物の運搬時に肘に痛みがあり、1週間前から肩にも痛みが発症し来院されました。問診、触診の結果、肘には問題がなく全身の血流が悪く肘と肩に痛みがあると評価しました。
施術後、肘と肩の痛みがなくなり違和感が感じられないとのことです。
1週間後に再来してもらい、痛みの具合を聞きましたが再発は無いらしいです。
施術は肘に対しては行わず、全身の血行を促すだけでした。
皆さんも肘や肩の痛みで通院しているが、なかなか治らないと言われる方は他に原因がある可能性があります。
心当りのある方は一度ご相談下さい。
野球肘 改善‼
30代男性。趣味で野球をしています。
肘と肩の痛みでボールを投げれなっかったそうです。
半年ほど別の治療院で治療をしていましたが改善がみられず、知人の紹介で「はぁーと接骨院」に来院されました。
肘は俗に言う野球肘。肩は四十肩でした。
もう遠投しても痛みはなくなり野球が出来るようになりました。
野球肘・テニス肘改善‼
小学生の男の子。
ドッジボールが大好きでクラブチームにも入っています。
整形外科でも治療していましたが、 なかなか治らず プレーできませんでした。
今ではドッジボール大会にも出れるまでに改善しました。
幼児の腕の痛み(肘内障)
育児中の親御様は経験したことがある方もおられると思います。
まだ幼い子供を抱っこしようとした時、つないだ手を引っ張りすぎて突然子供が泣き出す。
また、就寝中の子供が寝がえりをして泣きだして起きるなど。だいたい2歳児前後に多く見られます。
まだはっきりと会話が出来ない年齢なので、子供は泣きながら「痛い」としか訴えないから 親は気が動転してしまいます。
「どこが痛い?」と聞くと、肘、肩、手首を指さします。
症状としては、痛みを訴える側の腕は動かそうとしません。
大好きなおもちゃや おやつを渡しても痛い手を伸ばそうとはしません。あわてて病院へ駆け込んで処置してもらう。
よくあるのが、お休みの日に家族で買い物に行き 手を引っ張って子供が泣き出すし 休日当番のクリニックを探したことないですか?
このような症状は肘内障と言い、成長がまだ幼い2~4歳児に多く見られる肘の脱臼の症状だと思われます。
年に2回、休日当番のお手伝いに行きますが、肘内障で駆け込む方をよく目にします。
休日当番で駆け込むと、他の患者さんが多くて2~3時間ぐらい待たされる。
しかたないですね、クリニックは来た人順で診察待ちをするところが多いですから。
しかし、泣く子供を長時間我慢させるのもかわいそうです。
そんなときは、慌てず休日に開院している接骨院を探すことをお薦めします。
まずは、電話で問い合わせて確認してみてください。
だいたいは、症状を聞いて触診したら肘内障の判別は出来ますから 整復は難しくはありません。
家族での楽しい休日、水を差すトラブルは このブログを思い出して早く問題解決してください。
子供の頭痛・肩こり改善の感想文
患者さんは6学年生のS君。
最初は肘のケガで来院していましたが、頭痛・肩こりもあるとのことで この際一緒に治療することにしました。
【患者のお母さんからの感想】
転んで手を痛めてしまい受診させていただきました。
元々、頭痛や肩こりの症状も多く、薬を飲むことも頻回でしたが、全身を診て頂き、正しい姿勢に戻して頂いてからは薬を飲むこともなくなりました。
背中や後頚部のあたりも 後ろから見るとスッキリしたような感じです。
(丸まってたのが伸びて背も伸びた感じです。)
施術して頂くと楽になる自覚があるのか、リピーターになっています。
定期的に通院させて頂こうと思います。
【院長からのコメント】
毎回、S君の治療は私も元気をもらいます。
施術後はS君の姿勢の変化に、お母さんも「今回はここがスッキリしたねー!」「なんか足のムクミがなくなって細くなったみたい。」と何かの変化に気づきます。
S君は毎回 リラクゼーションに来ている感覚なのかな?
これからもS君の成長の手助けになれればうれしいです。
感想文、ありがとうございました。
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子供の猫背はよく目にします。
姿勢が悪くなると大人でも子供でも肩こりや頭痛が起こります。
日常生活での姿勢保持困難や 座り姿勢での円背がなぜ起きるのか?
日頃、そのような患者さんを施術する中でよく目にするのが、骨盤のねじれです。
骨盤のねじれでも、特に仙骨のねじれが猫背の大きな原因と考えられます。
人の身体は、脳と脊髄を包む硬膜の中で髄液の流動による動きがあります。
硬膜は上方が頭蓋内から、下方は仙骨まで伸びており、上下方向に伸縮しています。
仙骨のねじれが起きると、この硬膜の伸縮する動きが制限され変調をきたします。
さらに変調が進行すると、頭蓋の蝶形骨と後頭骨のリズムにも影響をきたします。
このような状況が悪化すると、脊椎の動きが制限されて姿勢が悪くなり、肩こり・腰痛・頭痛が酷くなります。
もちろん、血行性の頭痛も考えられますが、頭蓋~仙骨の硬膜性の可能性も潜んでいるのです。
硬膜性の悪化は精神的不安も増幅させると考えられます。
普段の施術でも、この硬膜のリリースをして痛みがなくなったり、症状が軽減された患者さんはみな言います。
「頭が軽くなった。」「スッキリした。」「気分がいい。」などと。
話は少しズレるかもしれませんが、現代の若年者に精神疾患や不登校、残忍な事件も少なからずこの頭蓋~仙骨の原因があるのでは?と私は思います。
硬膜のリズムに変調をつくっている方の特徴として、顔のある部位に特徴的な傾向があり、頭蓋に変調をきたしているサインを目にします。
だいたいは鬱傾向だったり、精神的不安を抱えていたりします。
精神的問題は投薬では解決できないこともあります。
これまでに述べた事が原因であれば手技療法での治療は可能です。
もし、心当たりのある方は「はぁーと接骨院」までご相談下さい。
野球肘・テニス肘
スポーツ障害の代表的な肘のケガでもある上腕骨上顆炎。
上腕骨上顆の筋腱の付着部に炎症が発生し痛みがおこります。
一般的に肘の内側に痛みがあれば野球肘、肘の外側に痛みがあればテニス肘(ゴルフ肘)などと呼ばれます。
練習での過度な使い過ぎ(オーバーユース)で筋肉の付着部にストレスがかかり微小断裂を起こします。
何もスポーツの練習だけではなく、手をよく使う作業をする人や 重い物を持ち上げたりしても起こしやすいケガの一つです。
発症してすぐは整形外科に行き痛み止めの注射を打つと軽減します。
ですが、なかなか治らず痛みが再発するケースも多々見られます。
一般的な対処法としては、練習をセーブしたり エルボーバンドを巻き痛みを軽減させる。リハビリで電気治療をして 肘のストレッチをするなど。なかには鍼治療をする方もおられます。
それでも改善が見込まれず 痛みが何ヵ月も続く方もおられます。そんなケースはもはや肘を治療しても治りません。
「はぁーと接骨院」ではこう考えます。
それは、肘以外の箇所の筋膜の緊張から 肘への血流障害が起きていると考えられます。
確かに痛みの原因が肘の筋腱だけにあれば痛み止めの注射は効果的なのですが、原因が肘以外にもあるのなら痛みは再発します。
野球の投球やテニスのスイングは体幹、肩、腕を連動させ運動します。痛みはないけど疲労の蓄積をしている箇所があります。
よく原因となる箇所として肩周辺の組織、特に鎖骨~腋窩の筋膜の緊張で血流障害が見られます。
その箇所の緊張を緩めてあげると一度の施術で改善される方もおられます。
肘だけではありません。なかなか治らない痛みの箇所は その箇所以外に原因があります。
正確に原因箇所を見つけ出し、効果的な施術を施すことが改善への近道です。
痛みでお困りの方は「はぁーと接骨院」までご相談下さい。