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頭痛・めまい 改善‼
40代女性。
頭痛や目まい、日常生活の中で倦怠感に悩まれて来院されました。
本人さんは、骨盤の歪みがあるから症状があると思われていました。
骨盤だけでなく、身体に全体の歪みを調整する事で症状が楽になりました。
現在では仕事にも支障がなく、調子がいいとのことです。
睡眠障害を改善するには?
日本人の4人に1人は睡眠障害、あるいは不眠症であると統計が出ています。
自覚症状があり睡眠障害に悩まれている方もおられれば、自覚症状がなく身体に潜む病気の潜在要素になっている方も多くみられます。
不眠の原因―5つのP
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身体的疾患に伴うもの(Physical) |
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中枢神経疾患、循環器疾患、呼吸器疾患など |
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生理学的不眠(Physiologic) |
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時差ボケ、交代勤務、短期間の入院など |
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心理学的不眠(Psychologic) |
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精神的ストレス、喪失体験、恐怖体験など |
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精神疾患に伴うもの(Psychiatric) |
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うつ病、統合失調症など |
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薬理学的不眠(Pharmacologic) |
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アルコール、向精神薬、降圧薬、インターフェロンなど |
不眠症にはさまざまな生活習慣病が関連していることがあります。この場合は生活習慣病の改善が重要です。
不眠症がうつ病の原因になったり、背景になることもあります。睡眠には疲労を回復させる役割があります。身体の休息でもあり、神経の休息でもあるわけです。
最近では睡眠には不必要な記憶を整理し、必要な記憶だけを定着させる働きがあるともいわれています。したがって睡眠がとれないとさまざまな障害が起こ り、うつ病などを招くことがあるのです。とくに不眠が続き、日常生活にも差し障るようなら、我慢し放置しておくことはよいといえません。
不眠の原因は大まかに5つ分けられるのですが、複数の原因が混在して発症しているケースがみられます。
今日は先週、不眠症を改善された患者さんの症例報告をしたいと思います。
患者さんは30代の女性、二人の子を持つお母さんでした。
睡眠が浅く、1時間も睡眠が持続せず眠ることが出来ないと訴えられていました。
他にも胸やけが続き空腹感がなく食欲がない、内科にかかり漢方薬を処方された。
気分がすぐれず子供の遊び相手が出来ない。一時は心療内科を受診しようか考えましたと言われていました。
現在は主婦業だけしていますが、本来は仕事をしたいけど 身体が心配で仕事に就けないと言われます。
施術をするうえで患者さんの身体が訴える原因を探りました。
昼夜を問わず寝れない原因、食欲がすげれない消化器の不具合。まずは左膝に原因があることに気づきました。学生時代からスポーツをしており、左足の靭帯をケガしたことがあったらしいです。
次に自律神経を乱している原因として腎臓・卵巣・腹腔動脈にありました。
患者さんは施術回数をかさねるたびに身体が改善されるのが実感できていると言われました。最近では十分に寝れた実感があり、朝はスッキリと起きれる感覚があると。
「先生、今度の子供の春休みが終わったら、私 仕事をしようと思います。」とおっしゃいました。
不眠症の治療には投薬療法や対処療法が様々な方法がありますが、まずは原因を見つけそれを改善させる道を見つけないと治療期間が長くなるだけです。
今回のように不眠の原因は脳や神経・内臓組織だけでなく、関節や骨格に原因があることがあります。
今回の患者さんのように明るい未来への扉を開けれるヒントがあるかも・・・・。