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更年期障害を改善するには?

2019-03-23

日本人女性の閉経*の平均は52.1歳といわれ、閉経の前後5年ずつを更年期と呼びます。そのため、およそ45歳から55歳頃に更年期を迎えられる方が多いと考えられます。

この時期に、検査をおこなっても特に異常がみつからず、のぼせ・ほてり(いわゆるホットフラッシュ)・めまい・頭痛・全身倦怠感・不眠といった身体的な症状、また、気持ちの落ち込み・やる気のなさ・不安・憂鬱といった精神的な症状を呈するものを更年期症状といいます。

さらにこれらの症状がひどくなり、日常生活を脅かすような支障をきたす状態を更年期障害といいます。

更年期障害の原因の多くは、女性ホルモンの急激な低下に伴い起こります。

更年期障害の改善では、生活習慣を整えることが重要です。

そのうえで、更年期障害に有用とされている治療法としていくつかの薬物療法があります。代表的な方法として、ホルモン補充療法・漢方薬・抗うつ薬・安定剤などが挙げられます。

一般的には更年期の概念・原因・治療法はこのような方法ですが、あまり改善がみられない方が多いように思います。

 

今回は更年期障害を改善された患者さんの症例報告をしたいと思います。

46歳・女性 頭痛・めまい・全身倦怠感・精神的な落ち込みなど様々な症状があり、ネットで検索すると 自分が更年期症状に当てはまり更に深刻になったそうです。

病院や様々な治療院には行ったけど、改善はしなっかったそうです。

 

この患者さんの症状ですが、女性ホルモンのバランスに問題あることは間違いないと評価したのですが、その原因がどこで起きているか探すことが鍵となります。

それは過去に行った2度の手術が鍵でした。1度目は盲腸(虫垂炎)、2度目は子宮筋腫の手術でした。手術痕は組織の瘢痕を作ります。

それにより子宮と卵巣のアンバランスが骨盤の捻じれを作りホルモン生成を悪くしているようです。

骨盤の歪みは骨盤の関節を調整するだけでは元には戻りません。臓器組織そのものにアプローチして行わないと改善はありません。

施術中から骨盤の捻じれが動き出したら患者さんは「なんだか頭痛が楽になってきました。」と実感されたみたいです。

更年期の症状以外にも慢性の肩こり・背部痛も治ったらしいです。

治療が終了して患者さんは「ここにきて治らなかったら精神科を受診しようかと思っていました。」と言われました。

安定剤を服用すると抜け出せなくなります。患者さんに良い効果を提供でき嬉しく思います。

更年期症状、その他の症状も原因は必ずあります。早く改善を求めるならいち早い対応が鍵となります。

睡眠障害を改善するには?

2019-03-22

日本人の4人に1人は睡眠障害、あるいは不眠症であると統計が出ています。

自覚症状があり睡眠障害に悩まれている方もおられれば、自覚症状がなく身体に潜む病気の潜在要素になっている方も多くみられます。

 不眠の原因―5つのP

身体的疾患に伴うもの(Physical)

 

中枢神経疾患、循環器疾患、呼吸器疾患など

生理学的不眠(Physiologic)

 

時差ボケ、交代勤務、短期間の入院など

心理学的不眠(Psychologic)

 

精神的ストレス、喪失体験、恐怖体験など

精神疾患に伴うもの(Psychiatric)

 

うつ病、統合失調症など

薬理学的不眠(Pharmacologic)

 

アルコール、向精神薬、降圧薬、インターフェロンなど

不眠症にはさまざまな生活習慣病が関連していることがあります。この場合は生活習慣病の改善が重要です。
不眠症がうつ病の原因になったり、背景になることもあります。睡眠には疲労を回復させる役割があります。身体の休息でもあり、神経の休息でもあるわけです。
 最近では睡眠には不必要な記憶を整理し、必要な記憶だけを定着させる働きがあるともいわれています。したがって睡眠がとれないとさまざまな障害が起こ り、うつ病などを招くことがあるのです。とくに不眠が続き、日常生活にも差し障るようなら、我慢し放置しておくことはよいといえません。

不眠の原因は大まかに5つ分けられるのですが、複数の原因が混在して発症しているケースがみられます。

 

今日は先週、不眠症を改善された患者さんの症例報告をしたいと思います。

患者さんは30代の女性、二人の子を持つお母さんでした。

睡眠が浅く、1時間も睡眠が持続せず眠ることが出来ないと訴えられていました。

他にも胸やけが続き空腹感がなく食欲がない、内科にかかり漢方薬を処方された。

気分がすぐれず子供の遊び相手が出来ない。一時は心療内科を受診しようか考えましたと言われていました。

現在は主婦業だけしていますが、本来は仕事をしたいけど 身体が心配で仕事に就けないと言われます。

 

施術をするうえで患者さんの身体が訴える原因を探りました。

昼夜を問わず寝れない原因、食欲がすげれない消化器の不具合。まずは左膝に原因があることに気づきました。学生時代からスポーツをしており、左足の靭帯をケガしたことがあったらしいです。

次に自律神経を乱している原因として腎臓・卵巣・腹腔動脈にありました。

 

患者さんは施術回数をかさねるたびに身体が改善されるのが実感できていると言われました。最近では十分に寝れた実感があり、朝はスッキリと起きれる感覚があると。

「先生、今度の子供の春休みが終わったら、私 仕事をしようと思います。」とおっしゃいました。

不眠症の治療には投薬療法や対処療法が様々な方法がありますが、まずは原因を見つけそれを改善させる道を見つけないと治療期間が長くなるだけです。

今回のように不眠の原因は脳や神経・内臓組織だけでなく、関節や骨格に原因があることがあります。

今回の患者さんのように明るい未来への扉を開けれるヒントがあるかも・・・・。

精神不安・動悸 改善の感想文

2018-11-15

 【感想文】

 23歳 女性  症状 動悸 

ずっと動悸の症状があり、多い時で週3・4回 胸が大きくドキドキして苦しくなったりしていました。

その度に気分も悪くなったり、精神的に不安になったりして、どこで診てもらおうか悩んでいました。

はぁーと接骨院で診てもらうようになり、少しずつ動悸の回数も減っていき、気持ちも楽になりました。

接骨院で心臓や肺まで改善できるとは思ってもいなかったので、最初は絶対治らないとあきらめていましたが 楽になり本当に驚きです。

 

 【院長のコメント】

前にもブログに書いたと思いますが、メンタルの問題は身体の構造に問題があり精神的不安が起きることがあります。

今回、患者さんの家族さんが当院に来院していた経緯があり、その紹介で治療することになりました。

聞けば数年前に心療内科にかかり、安定剤を服用していたことがありました。

動悸は何気ない時、突然 襲われたそうです。

 

この症例の原因は、肺と心臓間の膜の固着、骨盤の捻じれがありました。

簡単に言うと、人間は呼吸が出来ないと身体の活動も鈍くなり気分もさえません。したがって、心にも不安が生まれるのです。

肺と心臓の間には漿膜があり、呼吸時にはその間に滑りがおきて肺が大きく膨らむのですが、固着があると肺が膨らみにくくなるのです。

骨盤の捻じれは、骨盤内の子宮と卵巣の捻じれも起こし、ホルモンバランスも崩れます。それが原因で自律神経のバランスが崩れ精神的不安を加速させるのです。

 

施術が終了して、気分が回復した彼女を見ると、顔色がよくなり シャキッと伸びた姿勢が印象的でした。

 

感想文、ありがとうございました。

ストレス感情からの身体の病

2018-06-04

皆さんこんにちは「はぁーと接骨院」の齊藤です。

今日は患者さんの症例ではなく、私の友人の話をしたいと思います。

先日、私が勉強するセミナーでのことです。オステオパシーのセミナーですが、毎月1回のペースで授業があります。毎回30人ほどの同業者で勉強しているのですが、中には他業種から転身して 治療家になりたく1から勉強に来る若者もいます。

彼もその中の1人です。

元々他業種の仕事をしていたのですが、自分が身体を患い苦労したらしいです。多くの治療を受けたのですが改善せず、オステオパシーと出会い身体の変化を体験し「自分も治療家になりたい!」とこころざして日々勉強しています。

そんな彼の身体の事も私は知っていましたし、オステオパシーを勉強していく中で彼の身体も改善しているのも見ていました。

セミナーの休憩時間に彼と話をしていて、私の知り合いの治療院に先日行ったと言いました。

院長:「どうやった?何か変化あった?」

A君:「不思議でした。終わったときはわからなっかたけど、帰りに喫茶店に入ってお茶していたぐらいから急に身体が楽になってきた。」

院長:「今はどう?」

A君:「まだ完全ではないけど、調子いいです。」「ちなみに日常でどうしたらいいですか?」と尋ねてきたので少し彼の身体を診ました。

A君の身体の問題は まだかなりの改善箇所があるものの、まずは身体に影響を与えている『感情』の問題が強いことがわかりました。

時もセミナーの休憩時間だったので、軽い気持ちで少しだけ感情のリリースをしてみようと試みました。

すると手を添た瞬間にA君の身体が小刻みに震え始めました。段々と身体の震えも大きくなり今にも嘔吐しそうな吐き気ももよおしてきました。

その後、私には見えました。A君の身体のチャクラから電磁波が放出されるのを・・・・。

身体の呼吸が整い、「今の気分はどう?」と尋ねると。

A君:「言葉ではうまく言えないけど身体が軽い感じがします。」

院長:「この前、治療に行ったとき、W先生(知り合いの先生)はなんて言ってた?もう1回治療に来てと言ってた?」

A君:「いや、地元の治療院の先生を紹介されて、近いからそっちに通ってくださいと。」

そうです、A君は九州が地元です。 知り合いの治療院は東京、私は石川県。

院長:「まずはその地元の治療院に通ったほうがいいね。」とアドバイス。

その後、A君は重い口を開き始めました。

A君:「この身体が悪くなりはじめる前、7.8年前になるんですが自分の気持ちの中では受け入れることが出来ないくらいのストレスを受け身体が悪くなり始めました。もう、この問題は自分では解決できないだろうと苦しみ、悩み続けた時間がありました。」

心的外傷性後ストレス障害(PTSD)という病気があります。

A君は様々な医療機関を受診してきましたが この病気の診断はつきませんでした。

心的外傷性後ストレス障害(PTSD)の診断がついたところでいい治療法があるわけではないのですが。

その告白を聞き、今私がここで中途半端な時間で治療をすることはベストではないと判断し、その地元の先生に委ねることが最善と判断し 終了しました。

翌日、A君のことが気になっていたので聞きました。

院長:「今日の体調どうや?」

A君:「いや~、全然体調いいです!見える景色の色や聞こえる音の感覚が生々しいです!」

院長:「まぁ、ちょっと心配やったから。ちゃんと通院してね。」

A君:「はい、行きます。でも エモーショナルな病変は頭では理解していましたが、まさかあんな感じにリリースされるとは。ましてや自分がそうなるとは思いもしなっかったです。いい勉強になりました。」

彼も治療家のたまごです。捉え方もポジティブで何よりです。出会った頃はどちらかといえばネガティブ寄りだったかと思います。ですが今は身体の改善がポジティブの感情を作り出している証拠だと考えられます。

 

『感情と身体の不調』 本当かな?と思われるかもしれません。

ですが、今はストレス社会。精神的苦痛で落ち込む方はとても多くみられます。

意外と大小の違いはありますが、普段の施術でも見られますし、精神的障害でオステオパシーの施術を受けられる方はよく目にします。

原因不明の不調がありましたら『感情』のキーワードが存在するかも?

そんなときは「はぁーと接骨院」までご相談ください。

歯の影響で起こる 身体のアンバランスと その関係性

2017-09-26

今回、私が勉強する協会の国際セミナーに参加してきました。内容は “歯科とオステオパシー”です。簡単に言うと歯と身体のバランスについてのセミナーを受講してきました。講師はフランスのコリン・マルバル先生。オステオパシー界では稀な歯について研究、実践されている先生です。まだ、31歳の若さですがとても知識が豊富で勉強になる内容でした。

世間では咬合矯正や歯列矯正など歯科医院で行われますが、皆さんはなぜ歯科矯正をなされていますか?患者さんの中には歯科矯正をされている方も多く見受けられます。美容のため? 頭痛などの治療のため? 矯正だけではなく、虫歯治療なども身体のバランスに影響を及ぼします。私も普段の施術で口腔の大切さ、身体に及ぼす影響を念頭に置きながら対応していました。

今の歯科矯正は各歯科医師の経験と知識による治療で確信となるエビデンス(証明)は無いそうです。これは、歯科矯正がダメだと言うのではなく、「このような矯正をしたらこうなる」という確固たる事実が無いということです。ですから、経験と知識を積んだ歯科医師なら有効な治療になるのですが、一歩間違えれば悪化する可能性があると言う事です。私は歯科医師ではないですから歯の治療は出来ませんが、私が出来る歯に対するケアーで身体のバランスを整えるヒントを掴めた内容だったと思います。歯も身体の一部です。そして血流があり、神経も通じており頭蓋に近い部位です。身体の組織は欠如することで全体のバランスを崩します。歯が一本無くなることでどうなるか? 小さい動きですが、歯一本一本は動いています。その自然な動きを矯正で固定したらどうるか?

また歯並びによって起こりうる身体の影響。それに対する対応の仕方。とても良い勉強になりました。肩こり・腰痛が、歯または歯と顎の関係性から起こっている事実もあります。

今日、早速その事例と遭遇しました。患者さんは膝痛で 以前から通われている方でした。大体の身体の調整は整い あともう少しで完治の所でしたが中々膝の違和感が取れない状態でした。身体を再チェックし、細かく検査していくと歯に影響があるのではないかと気づき施術しました。”歯と膝が関係するの?”と不思議に思うかもしれません。結果は患者さんも違いが分かるくらいの効果がありました。もう一度来院してもらう予約をいただき、そこで異常がなければ卒業です。私も今度の再来が楽しみです。

歯が身体に及ぼす影響なんて考えられないかもしれませんが、実際に多くの方に問題があるケースを目にします。セミナーを受講する前はその対応が十分ではなっかたので悔いの残るケースもありました。これからは少しでも多くの方のお悩みの手助けができる確信に変わったセミナーでした。