子供の頭痛・肩こり改善の感想文
患者さんは6学年生のS君。
最初は肘のケガで来院していましたが、頭痛・肩こりもあるとのことで この際一緒に治療することにしました。
【患者のお母さんからの感想】
転んで手を痛めてしまい受診させていただきました。
元々、頭痛や肩こりの症状も多く、薬を飲むことも頻回でしたが、全身を診て頂き、正しい姿勢に戻して頂いてからは薬を飲むこともなくなりました。
背中や後頚部のあたりも 後ろから見るとスッキリしたような感じです。
(丸まってたのが伸びて背も伸びた感じです。)
施術して頂くと楽になる自覚があるのか、リピーターになっています。
定期的に通院させて頂こうと思います。
【院長からのコメント】
毎回、S君の治療は私も元気をもらいます。
施術後はS君の姿勢の変化に、お母さんも「今回はここがスッキリしたねー!」「なんか足のムクミがなくなって細くなったみたい。」と何かの変化に気づきます。
S君は毎回 リラクゼーションに来ている感覚なのかな?
これからもS君の成長の手助けになれればうれしいです。
感想文、ありがとうございました。
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子供の猫背はよく目にします。
姿勢が悪くなると大人でも子供でも肩こりや頭痛が起こります。
日常生活での姿勢保持困難や 座り姿勢での円背がなぜ起きるのか?
日頃、そのような患者さんを施術する中でよく目にするのが、骨盤のねじれです。
骨盤のねじれでも、特に仙骨のねじれが猫背の大きな原因と考えられます。
人の身体は、脳と脊髄を包む硬膜の中で髄液の流動による動きがあります。
硬膜は上方が頭蓋内から、下方は仙骨まで伸びており、上下方向に伸縮しています。
仙骨のねじれが起きると、この硬膜の伸縮する動きが制限され変調をきたします。
さらに変調が進行すると、頭蓋の蝶形骨と後頭骨のリズムにも影響をきたします。
このような状況が悪化すると、脊椎の動きが制限されて姿勢が悪くなり、肩こり・腰痛・頭痛が酷くなります。
もちろん、血行性の頭痛も考えられますが、頭蓋~仙骨の硬膜性の可能性も潜んでいるのです。
硬膜性の悪化は精神的不安も増幅させると考えられます。
普段の施術でも、この硬膜のリリースをして痛みがなくなったり、症状が軽減された患者さんはみな言います。
「頭が軽くなった。」「スッキリした。」「気分がいい。」などと。
話は少しズレるかもしれませんが、現代の若年者に精神疾患や不登校、残忍な事件も少なからずこの頭蓋~仙骨の原因があるのでは?と私は思います。
硬膜のリズムに変調をつくっている方の特徴として、顔のある部位に特徴的な傾向があり、頭蓋に変調をきたしているサインを目にします。
だいたいは鬱傾向だったり、精神的不安を抱えていたりします。
精神的問題は投薬では解決できないこともあります。
これまでに述べた事が原因であれば手技療法での治療は可能です。
もし、心当たりのある方は「はぁーと接骨院」までご相談下さい。