ギックリ腰と循環障害

先日、ギックリ腰で来院された方がおられました。

【40歳 男性 介護職】

前日の朝に腰をかがめて中腰になったときに発症、翌朝には痛みが軽減したけど まだスッキリしない。

通常のギックリ腰なら2~3日は腰を曲げ伸ばしできずにいる方が多いのですが、この方はあまり痛そうには見えませんでした。

院長:「どんな姿勢をすると腰の痛みを感じますか?」

患者:「横になろうと上半身を寝かすときと、起き上がろうとして力を入れるときです。」

話を聞いて通常のギックリ腰ではないな?そんな気がしました。

触診しました。

そんなに暑い日ではなかったのですが、患者さんの額に汗が浮いており上半身に熱感を感じます。腰回りが特に熱を感じました。

ですが、下肢には熱感を感じられません。

腰の主動筋に熱を感じるのならわかるのですが、風邪で熱を出しているかのようでした。

患者さんに「身体 だるくないですか?」と尋ねても、「だるくないです。」と答えます。

痛みを感じるポイントも通常なら腰仙移行部のラインに感じやすいのですが、そこよりも下位に痛みを感じていました。

これは、膀胱・前立腺に何かありそう?

詳しく触診しました。すると骨盤周囲に栄養を送る血管、腸骨動脈に問題がありそうでした。

なぜ血管に問題があると腰痛が起きるか?

それは循環障害で骨盤腔の血液の流れが悪く、うっ血状態になっていて血流障害の痛みと評価されます。

それをただ場所が腰部なだけに腰痛と間違えているのです。

他にも、腸内環境が悪く自己免疫力の低下、心・肝臓機能低下、ストレス性の感情問題。

 

原因がわかれば後はそれをリリースするだけ。

血管、臓器、脳神経ほかに対してアプローチ。

すると、身体の熱感がなくなり、呼吸も穏やかになっていきました。

患者さんに聞きました。

院長:「今、痛みはありますか?」

患者:「まだ完全に無くなってはないですが 痛みは軽減しました。」

こればっかりは仕方ありません。残りの痛みは本人の身体の免疫力が上がり自然治癒するのを待つだけです。

多分、翌日には痛みが引いていると予想されます。

本当は脊椎と骨盤の関節をカイロ的なテクニックで調整したかったのですが、まだ痛みがあり痛みが再発する恐れがあるので後日に行うことにして施術終了しました。

 

ただ単に『腰痛』といっても原因は様々です。

ちゃんと触診ができ、その原因を改善することが重要です。

 

なかなか治らない身体の痛みがありましたら

お気軽にご相談ください。

2018-05-26
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