多動性発達障害(ADHD)

稀ではありますが、今回は精神疾患の一つともいわれる発達障害の症例報告をさせていただきます。

皆様の周りには育ち盛りの子供はおられますか?

子供の成長は親にとっては楽しみでありながら不安もつきものです。苦労も多くあると思われます。

子供が成長していき「少しうちの子、周りの子とは成長が違う?」

または、そんな子供が周辺にいませんか?

「無意識に体が動き、それを抑えられない(体の多動)」

「おしゃべりを自分でコントロールできない(口の多動)」

 

 以下の3つの大きな特徴が多動性発達障害ともいえます。

〈不注意〉  集中力が続かない、気が散りやすい、忘れっぽい。

〈多動性〉  じっとしていることが苦手で、落ち着かない。

〈衝動性〉  思いついた行動について、行ってもよいか考える前に行動してしまう。

 

成長期の子供にはよくありがちな行動ではありますが、これが小学6年生でもこんな行動をしていたらどうしますか?

子供だけでなく、大人でも多動性発達障害は存在します。

精神科で多動性発達障害と診断され その対処法はアドレナリン、ノルアドレナリンの調整薬か中枢神経刺激剤の処方。

学校では友達になじめず いじめにあうケースもあり、特別学級や養護学校を勧められる。

社会生活でもなかなか順応できず 白い目で見られることもあるらしいです。

 

施術当初は ベッドで横になっも落ち着きがなく手や足 体 を常に動かしてじっとできませんでした。

回数を重ねていくうちに彼女の施術中のソワソワ行動も徐々なくなりいろいろな変化を見せ始めました。

精神科の領域で徒手療法で対応できるの?と思われるのですが、原因さえわかれば可能です。

「すべてできるか?」といわれると出来ないこともあります。

 

  【症例報告】14歳 中学生 女子(多動性発達障害と病院で診断)

彼女は保育園児のころから兆候が見られ、小学校の入学時検診でも「普通学級では問題があるかも?」と指摘を受け 医療機関で多動性発達障害と診断されました。

親御さんの希望もあり、小学校は普通学級に進学しましたが 問題行動を頻発し 中学へは特別学級を選択しました。

私もご両親のお話を聞いたり、本人と接してみて感じたことは、とてもやさしい性格で自分以外の人に気を使い思いやりがある子供に見えました。ただ、その思いやりが 過度にエスカレートしていき 目的を見失い「おせっかい」や「度を越した行動」になり自分をコントロールできなくなっているように感じました。

多動性発達障害は脳の前頭前野の障害、遺伝的素因・心理社会的要因、神経伝達物質の関連ともいわれますが、果たしてそうなのか?

  【ご両親のコメント】

以前は何をするにしてもテンションが高く、行動がオーバーになり他人に迷惑をかけてしまうことがありました。施術を受けるようになって、最近では少し落ち着きが出てきたように見えます。

すぐに嫌なことがあると泣いて落ち込んでいたのですが、その回数も減ってきたように思います。

顔の表情も以前は無理に作り笑いをしていたように見えましたが、最近は表情に力みが抜け自然な表情にも見えます。

  【施術をして 院長のコメント】

身体にはリズムがあります。

リズムとは、呼吸をするのと同じように膨張と収縮を繰り返します。

まず、そのリズムが頭蓋に感じられず 歪みも感じました。

脳が指令を出すのに興奮と抑制を繰り返します。たしかに脳の神経伝達は正常でないように感じます。

頭蓋のリズムはまるで潮の満ち引きのように感じます。

その海の波と同じようにリズムを取り戻すことが施術の第一歩でした。

 

身体は脳だけが支配するのではなく、身体全体で歩調を取り合っています。

次に消化器、肝臓、心臓循環器、泌尿器、生殖臓器など全身の調整を行いました。

彼女の場合、一番問題が深かったのは”感情”にありました。

感情?

皆さんはこんなことを聞いても本当なの?と思われるかもしれませんが、実際 自分に大きなショックを受けると体調が悪くなったりしませんか?

感情には様々な種があり、身体のコントロールを失うことがあります。

身体は身と心、そして〇〇の三つが一つとなり生命を受け活動ているのです。

症状の原因となる臓器や組織は感情の問題をリリースすることで動き出すことがあります。そこから次の原因が明らかになり、身体の歯車が動き出しリズムを刻みだします。

脳で刺激をする神経伝達物質は 脳だけで精製されるわけではありません。食事などで吸収される栄養源が材料となり腸で吸収され内臓で主要材料となります。

彼女の問題個所として原因は吸収作用の低下と解毒機能も弱く免疫機能にも問題があると評価しました。

 

この施術をしたからと言って天才になるとは言いません。

ですが、今後 彼女が人とのコミュ二ケーションでつまずかず、学校生活や社会生活で良い環境を築いてくれればと願いたいです。

今後も施術を通して 彼女の成長を見守っていきたいと思います。

2018-05-24
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