症例報告 幼児の腹痛

そろそろ寒さが身に染みる季節になってきなした。「はぁーと接骨院」院長の斉藤です。

本日は、当院に来院し施術した5歳の女児の症例報告をしたいと思います。

今回の症例は腹痛です。腹痛といっても一般的な症状とは少し違って、便秘の時に起きる痛みに近い感じでした。腹痛といえば内科疾患で内科の病院での対応かと思われますが、患者さんは病院での診察をしましたが改善が見られませんでした。家族が心配し他の改善方法はないものかと来院することとなりました。

症状の発症は5か月前かららしく、夕方くらいからおなかが痛くなり、腹部が膨張しパンパンに膨れ上がる状態になるらしいです。病院ではレントゲンで見ると他の人より腸が長いらしく、ガスが溜まりやすいと言われたらしいです。処置としては浣腸をしてガスを抜くだけの対応らしく、改善方法がなかったらしいです。このようなことをほぼ毎日のように繰り返していたらしいです。

施術の初日、視診 問診で彼女を見て「なんと姿勢の悪い状態なんだ。」と思いました。左右の肩の高さが5㎝以上あり、骨盤も左右のアンバランスが強く、両足は足底の歪みが強く偏平足になり土ふまずがありません。体幹は左に回旋して頭も左に回旋してうつむき状態に。何よりこの年齢にして骨盤と股関節の柔軟性がなく体の硬さが目立ちます。

まずは「このアンバランスな姿勢を治さないと!」と思いました。

この施術の重要ポイントとして身体を支える足底と下肢の調整、上腹部、頭蓋、横隔膜、胸郭、そして施術での一番のポイントとして骨盤と骨盤腔臓器がキーとなると評価しました。そのキーとは生殖臓器、膀胱、そこからつながる軟部組織~臍~肝臓のライン。

これらの原因箇所での身体本来の機能を阻害する不具合が生じて その結果として腸にガスが溜まり症状を起こしていると考えられました。

私にも同年代の娘がいます。ご両親の立場を考えれば胸が苦しく思えます。本人も「さぞかし辛くて痛い思いをしてるだろう。」と思いがよぎります。早く治してあげたいと思いが先行します。ですが「これは少々難解な施術になるだろう」と覚悟をしました。

週一ペースで数回の施術になりましたが、キーポイントの施術を完了してからは腹痛は起きなくなり、ガスも溜まらなくまりました。それと同時にあんなに悪った姿勢も背筋が伸びて 真っすぐに起立できるようになりました。

今回の施術で心に残ったのが、最後の施術が終わり 帰られるときの患者さんのお母さんの表情に安心した笑顔が見えたのが印象的でした。施術期間中の途中の時は眉間に力が入った様子で、緊張感が漂っていました。少し時間はかかりましたが、私の施術を信じて通院してくださったお母さんにも感謝いたします。

オステオパシーでの施術では身体全体を診ることができ、その症状を起こしている原因を特定することができます。その原因を取り除くことで症状改善が見込まれます。現代の医学は目覚ましい発展をし、高度な技術で病気を治すことができますが わからないことや追及されていないことも沢山あります。

皆さんも原因がわからず、症状に悩まされている方は ぜひ当院にご相談ください。

 

 

2017-11-22
初めての方へ
施術の流れについて
施術料金について